BAD NICE 高円寺店(東京・高円寺)

3週間に一度のペースで散髪に行ってます。
散髪は高円寺にあるBAD NICE高円寺店という床屋さんでお願いしてます。

そこで散髪してもらうようになったのは今から5年くらい前。それまでは私、いわゆる長髪でして、髪の長さもお尻まであるという。
30歳からの長髪5年間は、警察の方から職務質問をされ、新幹線に乗る際に鉄道警察の方から手荷物検査をされ、深夜帰宅の際に前を歩く女性に早歩きをされ、乾かす際はドライヤーを二つ使用。そんな日常にサヨナラをすることができたのは、BAD NICEのTKIさんのおかげです。

髪を切るならあそこしかないな!
あの店主のようなスタイルにお願いしよう!

そう思ってから実際に切りにいくまで半年かかりました。
ホームページは潔すぎるくらいにシンプルなため下調べ不能。TKIさんは、はっきり言って見た目が非常にいかついです.(50’Sスタイルな装いと髪型、そして腕までびっしりと墨)

初めて古着屋さんに入った中学生の時のように、汗をかきながら扉を開け、「すみません、予約をしたいのですが」と恐る恐る訪ねました。TKIさんは全く微笑む事なく、まるで果し合いの時のような表情で「いつにしますか?」と。私はその恐ろしいまでの空気に圧倒され、「あ、明日の時間はお任せします」というわけのわからない事を言ってしまったのを今でも覚えてます。

そんな始まりからのTKIさんとの関係も気がつけば5年が経ちました。経済・政治・社会情勢・好きなもの・好きな人・好きな事、人生感。綺麗なお姉さんがいらっしゃる美容室では話せないような「女性の話」「夜の繁華街での出来事」などなど。色々なお話をさせてもらい、聞かせてもらってます。

整髪技術はもちろんリスペクトしているのですが、なんというか、そうじゃない部分、その3週間に一度の貴重な時間が私にとってはすごく重要で、いつも、あーはやく髪が伸びないかなと思っています。

私はまだまだ及びませんが、お客様にそのような事を言っていただける、思っていただけるようになりたいものです。
当店にご来店いただける事、そしてそのお時間を頂戴する事の喜びと感謝を忘れる事なく。。です。

しかしまぁ、入るまで半年もかかるとかって。。。
当店もそのようなお客様が多く、まぁ、例に漏れず入りやすくはないのでしょう。
が、入るとそこそこ居心地が良いらしいとのこと。

そんなわけで今日はこのへんで。
ではまた。

ブレンドについて

アッサンブラージュという言葉があります。
もともとは美術技法として使われている言葉ですが、フランスワインで複数のワインの品種を組み合わせて一つの特徴を作り出すワインの技法としての言葉でもあります。

そこまで美しいものではないかもしれませんが、コーヒーにもブレンドなるものがあります。産地や焙煎度合の違う豆を組み合わせて新たな特徴を生み出すというもの。

僕はコーヒー屋に行くと必ずと言っていいほどブレンドを飲みます。なぜなら、そこのコーヒー屋のご主人の顔が見えるというか、そのお店の、コーヒーへの想いに触れることができる気がするからです。お店の個性とでも言いましょうか。

Beastie Coffee Clubはコーヒー豆屋というよりはコーヒーサロン。地域の生活と密接した自家焙煎カフェです。そこでどのようなコーヒーを出すか?

世界のあらゆるコーヒー産出国との直接的なコネクションがあり、現地にスタッフを派遣してコンタクトをとりながら、すべての生産工程を管理した豆を仕入れている商社なわけでもなく、ただ、信頼の置ける商社から生豆を仕入れているだけなので、そんな状態で、産地の特徴をもって個性を出すなんてことはできません。要するに、例えば「ゲイシャ」なんてものは産地・品種の個性であって、コーヒーを提供する人の個性ではないわけです。

世界の豆を紹介するコーヒー豆屋だったらいいかもしれません。豆屋の本質は、「世界のコーヒーを紹介する」ということであると思うので、むしろそういう産地の特徴を広く紹介していくべきと思います。Beastie Coffee Clubはコーヒーサロン。
「あの場所に行けばブルーマウンテンが飲めるよ。」
それもお店としての一つの商売の方法かもしれませんが、それならば豆屋で試飲する。。くらいで良いはず。
「あの人がいるからあの場所に行く」
「あのコーヒーがある場所の時間を楽しみに行く」
それが、生活に密接したカフェとしての本質なのかなと思っています。

コーヒーで個性を出す方法。その方法として僕はブレンドをとても大事にしてます。なので当店でお出ししてるコーヒーは、今のところブレンドのみ。

そこまで大層なものではないかもしれないですが、Beastie Coffee Clubがブレンドしたコーヒーを楽しみに行く。そんな場所に育ってるといいな。。。。と思う今日この頃です。

(written by:Nobuhiro Yuge)

コーヒー豆と焙煎釜

今、店舗で出しているコーヒーはブレンドを3種類出しています。
「ブレンドNo.1」
「ブレンドNo.2」
そして深煎りの「Japan Trad ブレンド」の3つ。

カフェインが摂取できない方のためにグアテマラのディカフェのコーヒー豆もありますが、現状たったこれだけ。産地別のコーヒー。もうじきトライしようとは思っているんですが、今の所WEBのみで、店頭では販売していません。

なぜか?

今、巷はコーヒーブーム。三軒茶屋でも5月のタケノコのように知らぬ間にニョキニョキと新店舗がオープンしてます。ちょうど90年代中頃から2000年にかけて起こったカフェブームのような感じでしょうか?そんな流行の中、他の店舗とコーヒーの違いを出していく方法。いろいろとあるとは思いますが、コーヒーの原材料である生豆の取得を輸入に頼っている以上(日本での生産はかなり限定的です)、なかなか素材の差がつけられないのが現状です。(自分で農園を0から探して、輸入手続きも全て自分でやって、かなり大量の豆を買い付ける。。。など、という厳密な意味での個人店舗レベルの独自輸入は不可能です。)

では、どこで差をつけるのか?

僕は「丁寧さ」しかないかな?と。

Beastie Coffee Clubの焙煎釜はフジローヤル社製の1kg釜。とても小さい焙煎釜です。予算の都合もあって、ぶっちゃけこの釜しか手に入れることができませんでした。

与えられたこの小さな釜。
この釜でいったい何ができるだろうか。。。?と考えたときに思いついたことが、小さいからこその「きめ細かさ」でした。

1回あたりの焙煎量は少ないですし、小さいがゆえに焙煎のコントロールが非常に難しいです。でも、量が少ないことで、生豆からコーヒー豆の状態をよく観察することができますし、さらに、豆が売れていく量を細かく管理して、焙煎するタイミングをうまく合わせれば、常に焙煎鮮度の高いコーヒー豆を提供することができます。

街を歩いている時、コーヒー屋さんを見かけたらなるべく入るようにしてまして、各店眺めていると、みなさん共通してとても品揃えが豊富です。コーヒー豆は、コーヒーベルトの中の多数の国で生産されているので、いろんな国のコーヒーの銘柄を紹介することが可能ですし、実際にバラエティーに富んだ品揃えを前にすると、どれにしようかな。。。とワクワクして楽しくなってきます。

ただ、我々の場合、駅から離れたお店の場所柄、お客様のご来店頻度は現状では限られます。その状況の中で数多くの豆を陳列すると、焙煎したコーヒーがくたびれていくことが予想されました。なので、提供するコーヒー豆の数は少なくても、僕たちがしっかり管理し、自信を持って提供できる豆だけを、まずは商品としてお届けする方がいいかなと考えました。僕らが美味しいと思うものをしっかりした形でお渡しすることができれば、コーヒーの輪は広がっていくだろうと。

世界には様々なコーヒーがあります。
もちろん産地の特徴はそれぞれありますが、コーヒーの味を確定させるのはコーヒーの焙煎を行う我々の仕事。ペースを見極めて、丁寧さをなるべく失わず、少しずつ提供できるコーヒーを増やしていけたらなと考えています。

webでは完全受注焙煎で販売してますので、産地別のコーヒーも焙煎鮮度の高い状態で販売中です。
興味がある方はこちらでご注文ください。
https://www.beastiecoffeeclub.tokyo/shop/

今回のお話はこの辺で。
次回はブレンドコーヒーについてのお話ができればと思っています。
お楽しみに。

(written by: Nobuhiro Yuge)

お休みありがとうございました。

「いい血管してますね」とよく言われる坂田です。

先週いただきましたお休みは弟の結婚お祝いでオアフ島に行ってました。(無理やり気味にこじつけ)

オアフ島へ初めて行ったのは18歳の大学生の時で、それからトータルで20回くらい。ここ8年で12回だか13回くらいの渡航なんで、まあまあなハワイ好きなのかなと。

なんで好きなのかというと、まず気候が良いというのがあります。
通年で21℃から28℃。基本的には半袖に一枚羽織るくらいの気温で、湿度も快適。日本の夏のうだるような暑さとは全然違います。
他にもいろいろとありますので、聞きたい方は店で聞いてください。

ただ、ハワイに行って何か特別なことをするということはなくて、滞在するホテルも毎度同じ。
朝は早くに起きて朝食をとり、ゴルフ場へ行きラウンド。帰ってきてからはホテルのプールで本を読むふりをしながら外国の女性をながめたり、アラモアナビーチパークやカピオラニパークをぶらつく。夜は早々に夕食を取り、21時には寝る。
そんな感じです。

新しいお店を開拓したり、最近盛り上がってるスポットに行くこともほとんどしません。滞在中は100%外食なのですが、行くお店もほぼ決まってます。要するに行動にあまり変化がありません。
なので、もはやハワイは「行く」というより「帰る」場所のような気がしてきてます。

お正月やお盆で「帰省」するという言葉がありますが、そのような感覚に近いと思います。
気持ちが落ち着くというかゆったりできる場所にただ帰るだけ。「何かをしよう」とか「しなきゃ」とか、そんな特別な時間を過ごすためじゃなくて、ただそこに行く。そんな感じなのかなと。。。

またもやごちゃついてきました、私のハワイへの想いはもうよいですね。

まとめますと、beastie coffeeも、お越しくださる方にとって「行く」というよりは「帰ってきた」というような感じの場所になればいいなと思っています。
特別じゃなくて普通、丁度いい、そんな感じで。

ではまた。

(written by: Ken Sakata)